ども!
おくちゃんです!
ブログ始めたばかりでいきなり長編記事になってしまっていますが、今回も令和のマルチ商法、環境事業家集団についてまとめていきますのでよろしくお願いします^^
前回までのまとめ
前回師匠と崇められるはっしーに弟子入りし、ついに初のセミナーに参加、誓約書を記入しモヤモヤしながらも1万1000円でオンラインサロンに加入しました。
色々と怪しいところは今思い返すとたくさんありますが、その時は視野が狭くなっていて、この人たちとともに学ぶのが一番の近道だと本気で思ってしまっていました。
今回は実際弟子入りして何を学ぶのか、細かくお伝えしていきます!
〜第4章 基礎トレという名の洗脳講座〜
まず、この組織の一員となると基礎トレという4科目の講座があります。
1 メンタル編
2 作業編
3 TB(チームビルディング編)
4 事業計画編
全部紙にまとめたのですがやめた時に全部捨てちゃって詳しい内容は忘れてしまいましたが、メンタル編はその名の通り考え方とかそういうことだったと思います。
全ての自分の周りで起きることは全て自分に責任があり、自分が源であると。
これから経営者を目指すのであればオーナー思考をもち、全てのことに対して責任を持つという考えを植え付けられます。
これが何年経っても結果を出せない末端環境民のやめれない原因になっているのではないかと思います。
結果が出せれないのは自分が悪い。
その次の作業編で教えられることですが圧倒的な作業量をこなせているか?など結果が出せないのは自分が作業できていないから、結果が出ないのは自分が悪いという意識の土台をここで植え付けていきます。
セミナーでも結果話出せている人が前でスピーチする際、ことごとく言われるのがこの基礎トレでした。
だからみんな必死に最初に教わった基礎トレの内容を愚直に実践し、どんどん自分を追い込んでいくのです。
ちなみに1〜3の講座はNに受けたのですが、4個目の事業計画編は、師匠の講座です。
事業計画というくらいだから会社設立の際の知識など学べるのかと思いましたが、具体的な内容は勧誘活動です。
勧誘活動をありがたがって事業計画として聞くってどんなんやねんという感じですがここまで来ればあまり疑う気持ちは無くなっています。
だいたいこの4科目を終えた時点でほぼ洗脳されていますが、まだ不十分です。
次の章ではどのようにして洗脳していくかお伝えします。
〜第5章 エグすぎる洗脳方法〜
ではこの環境の具体的な勧誘方法とその構図について説明していきます。
まず師匠たちはオーガニック系の小売店を経営していたり、その運営を師匠のさらに師匠(はっしーであれば、けい&あゆ)から任せられていたりします。
まず一般環境民はここを目指して頑張ります。
では何を頑張るのか?
もちろん勧誘活動です。
基礎トレで学んだ、自分が源となるというのがここでも生かされるのですが、自分から始まる系列、9系列50人を勧誘しなければこの事業参入はできません。
意味わからない数字ですよね?笑
まずこの9系列というのは自分が勧誘した9人ということです。
オンラインサロンに入ったら1にカウントされるようです。
そして次の50人。
恐ろしい数字ですがこの50人は自分が誘う人数じゃないです。
少し安心しましたね^^
この50人は9系列に入った人が勧誘した人数です。
自分が源となり9系列50人達成されるとめでたく師匠が経営するオーガニック店の名前を借りてオープンできるようになるようです。
ただここで疑問です。
なぜ勧誘しただけで店を経営できるのか?
ここからがこの環境事業家集団が他のマルチ商法よりもエグいと言われている理由です。
この環境の構成員となったらしっかりと数ヶ月にわたり、洗脳していきます。
その洗脳方法は次の通りです。
・気づきメール
・毎週末のセミナー参加の義務付け
・結果を最短で出すために勧誘活動や集まりをほぼ毎日行わせる
こういったことが挙げられます
気づきメールとは
気づきメールとはオンラインサロンに入会した日から始まる、毎日自分の勧誘者とその系列の構成員に送るメールのことです。
具体的に何を送るのかというとその日の出来事や読んだ本(環境ではやたらと読書を進められる)の感想や気付いたこと思ったことをまとめて、さらにいつまでにこれをやり遂げるといった目標を書いて夜の9時〜次の日の朝8時59分までにそれを送信しなければいけません。
こういった義務づけをすることにより必然的にこのことに対する優先度を上げていく狙いがあるのだと思います。

ちょっとぼやけて見づらいですが当時送った気づきメールです。
文章の最後には自分の写真を添付します。
師匠や他の構成員に顔を覚えてもらうためです。
ちなみにこの環境構成員でやりとりするメールは異常に顔文字を多用します。
基礎トレでここでも相手に変に気を遣わせないように、という理由で過度な顔文字の仕様を推奨されます
この気づきメールは確か1〜2ヶ月ほど続けるはずだと思います。
これが終わったら本格的に勧誘活動が始まるので、気づきメールがその日の活動内容の報告になります。
セミナー参加の義務付け
東京の環境では毎週土日にセミナーがあります。
大阪の場合は土日どちらか片方だそうです。
基本的にこのセミナーには絶対参加することを基礎トレで叩き込まれます。
参加しないとどうなるかという例を木の桶で例えて講義されます 笑
木の桶には木の板が何枚か貼り付けられて桶になっています。
その一枚一枚が一回のセミナーであると例えられて、一回でもセミナーに参加しなかったら木の桶の板に歯抜けができて水がたまらず流れ出ていく、これを知識が流れ出ていくと言われます。

ちなみにセミナーは6種類くらいあって同じ内容がぐるぐる回っていくだけでほとんど同じ内容です。
なので前回聞いた時と違う捉え方ができていれば成長しているとなり、前回と全く同じ内容に聞こえたら成長していない、となるようです。
何年もやってる人にはいったい
今はどのようにセミナーを感じるのか非常に興味深いところですよね^^
こんな感じでセミナーへの参加を義務付けられ、さらにそのセミナーには当番みたいなものがあります。
何日か前からそのセミナーの進行役が係を募集するのですが、だいたい募集が殺到して数分で枠が埋まるようです。
この係を担当することによって成長につながるようなのですが、係の中には水係というものがありセミナーの講師の方用の水を買ってきて準備するという係なのですが、果たして何の成長につながるのでしょうか?
水係の気遣いとしてセミナーの何分か前に買ってしまうと霜で濡れてしまうので、できれば何時間か前に買って霜を出し切るというアドバイスは受けました。
みんな全力で係を全うしていてすごいなあ^^
と思いましたね。
僕が経験した係はセミナーで喋っている人にあと何分持ち時間があるか、というのがわかるように残り時間が書いてあるプラカードのようなものを出す係を体験しました。
この日、これが初めての係だったので最後に何か学べたか?と係が集まって話し合う時間があり、他の人はなんか学べたとか言ってましたが、僕は特に何もないですと正直に言いました。
だって何も学ぶことなんて実際にないですしね。
ほぼ毎日の報告会
実際に僕は体験していませんがほぼ毎日環境構成員がたむろしているようです。
東京はわかりませんが、大阪では福島の駅近くのタリーズや他にもいくつか場所があるようです。
また先述したとおり気づきメールがその日の活動報告に変わったりなるだけで環境の活動に縛られる時間はどんどんと長くなります。

また環境構成員はルームシェアしていることが多く、当然メンバーが早く帰っていれば
「あ、今日こいつサボったな」
と思われてしまうようです。
このようにどんどん疲弊させていき、正常な判断を失わせて師匠の忠実なしもべとなっていくのです・・・
こうして日常生活の比重をこの活動に向けていき、もうこいつは大丈夫だと判断された時ついにこの環境事業家集団の収入源が明らかになるのです。
長くなったのでそれは次の記事で書きます。
続く・・・